エンターテインメントの熱狂は、一見無関係に見える実業の世界へも波及している。急速な変貌を遂げるアニメーション産業が社会に与える影響力は大きく、作品への関心がきっかけとなり、ファンや視聴者が日常生活の消費や廃棄行動に意識を向ける現象が観察されている。
これに伴い、ナイロン製品の再資源化に取り組む廃棄物処理・リサイクル産業の側でも、エンタメ作品の話題性をフックにした環境意識啓発キャンペーンや、繊維リサイクルの技術革新をアピールする試みが始まっている。ポップカルチャーのバズが、現実社会のサステナビリティ課題解決へとつながる面白い循環が生まれつつあるのだ。