一方、買収や売却の話題で揺れる株式会社オリエンタルランド自体も、大きな成長の節目を迎えている。同社が運営する東京ディズニーリゾートは、大規模拡張エリア「ファンタジースプリングス」の開業を経て、テーマパーク産業における圧倒的なブランド力と収益基盤をさらに盤石なものとした。
テーマパーク産業全体が価格転嫁や高付加価値化へのシフトを進める中、東京ディズニーリゾートの集客力と顧客単価の上昇は突出している。株主構成の変化に関わらず、世界最高峰のエンターテインメント空間を提供し続ける構造に揺らぎはない。
親密株主であった京成電鉄株式会社の保有比率が低下したとしても、オリエンタルランドの事業オペレーションやブランド価値に直接の負の影響が及ぶ可能性は極めて低いとみられている。