Q1:1番花が咲く前に追肥をしてはいけないのはなぜですか?
A1:苗の定植初期は、自力で深く広く根を張ろうとする最も重要な期間です。この段階で土壌中に過剰な肥料分が存在すると、株は根を伸ばす努力をやめ、地上部の茎葉ばかりを急速に肥大化させてしまいます。その結果、茎が極端に太くなって花芽がつかない「つるぼけ」に陥るため、追肥は必ず「最初の花が咲いて実の肥大が始まったのを確認してから」スタートするのが鉄則です。
Q2:プランター栽培で葉が黄色くなって落ちてきました。どう対処すべきですか?
A2:下葉から徐々に黄色くなり、葉の切れ込みが極端に細くなっている場合は、水やりによる肥料分の流亡に伴う「重度の肥料切れ」が疑われます。速効性のある液体肥料(1000倍希釈)を水やりを兼ねて施し、その2〜3日後に緩効性の化成肥料888をスプーン1杯(約5〜10g)プランターの縁に施してください。ただし、根腐れを起こしている場合も葉が黄変するため、用土が常にドロドロに湿っていないかも併せて確認してください。
Q3:化成肥料ではなく、有機肥料だけで育てることはできますか?
A3:十分に可能です。ただし、油かす単体ではなく、骨粉(リン酸源)や草木灰(カリウム源)が均等にブレンドされた「有機配合肥料」を選択してください。また、有機質肥料は土壌微生物による分解プロセスを必要とするため、効果が現れるまでに2週間程度のタイムラグが発生します。化成肥料よりもタイミングを前倒しにし、少量をこまめに施す配慮が求められます。
Q4:追肥をしっかりしているのに、収穫した実が曲がって固くなります。
A4:曲がり果(曲がった実)の主因は、肥料不足ではなく「受粉不良」「一時的な乾燥」「害虫(カメムシやスリップス)による食害」です。特に真夏の強い日差しで土が乾き切ると、実が正常に細胞分裂できずに湾曲します。追肥の管理と同時に、株元への敷きワラによるマルチングで土壌水分の蒸発を防ぎ、開花後4〜5日以内の若いうちに収穫するサイクルを徹底してください。