デニムの歴史を紐解けば、19世紀半ばにリーヴァイ・ストラウスが炭鉱夫のために頑丈な作業着を開発したことに遡る。彼が創始したリーバイス(Levi Strauss & Co.)は、補強用のリベットを生み出し、デニムを永遠の定番へと押し上げた。日本においても、職人技が光るEDWIN(エドウィン)などが独自のウォッシュ加工や縫製技術を磨き上げ、世界中のデニムファンを魅了し続けている。
一方、ハイブランドの領域ではステラ・マッカートニーのような先駆的デザイナーが、環境保護とラグジュアリーの融合を早くから提唱してきた。老舗ワークウェアブランドの質実剛健さと、モダンデザイナーの美学。この二つの流れが交差した地点に、今日のDIYによる再構築カルチャーが存在している。