巨大プロダクションである吉本興業も、この熱波を見逃してはいない。日本野球機構(NPB)や各球団とのコラボレーションを積極的に推進し、単なるファンイベントにとどまらない多角的なメディア展開を仕掛けている。冠試合の開催や、球場アナウンスへの芸人起用、始球式でのパフォーマンスなど、その施策は多岐にわたる。
こうした取り組みは、既存のプロ野球ファン層を拡大させるだけでなく、お笑いファンをスタジアムへと誘導する強力な導線となっている。エンターテインメントのプロがスポーツの現場に介入することで、試合の合間やイニング間すらも上質なショーへと昇華されているのだ。