現地を実際に歩き、周辺のオフィスワーカーや地域住民の声に耳を傾けると、外から見ているだけでは分からないリアルな空気感が浮かび上がってきます。
近隣のビルに勤務するIT系ビジネスパーソンは、「サンシャインシティのすぐ隣にありながら、人の出入りが限られていて非常に静か。昼休みにも社員証を首から下げたグループ関係者が数人出入りする程度で、街の喧騒からぽっかり切り離されたような独特の要塞感がある」と証言します。SNSやネット掲示板上でも「あそこは何のビルなのか」「カフェでも入れば便利なのに」といった投稿が散見されますが、建物の周囲には監視カメラが多数配置され、窓の配置も採光重視の一般オフィスとは異なる堅牢な造りであることが視認できます。
また、池袋エリアを熟知する地元不動産関係者は次のように指摘します。「池袋東口から東池袋エリアは、アニメ・サブカルチャー文化と超高層タワーマンションが融合する活気ある街へと変貌を遂げました。その中でNTTの拠点は、街のデジタルインフラと電力を下支えする文字通りの『黒衣』です。派手な集客施設ではないものの、この施設が盤石に稼働していること自体が、周辺に進出する大企業や居住者にとっての大きな安心材料になっています」。