「膣内のおりもの自体ではなく、デリケートゾーンの皮膚そのものから独特のにおいが出ている」という盲点も存在します。それが陰部のアポクリン汗腺から分泌される汗と皮脂が混ざり合って生じる「すそわきが(外陰部臭汗症)」です。
おりものに異常が見当たらないにもかかわらず、ズボンを脱いだときにスパイシーな刺激臭や脂っぽい独特の臭いが立ち込める場合、以下のすそわきがセルフチェックで該当項目がないか確認してみましょう。
【すそわきがセルフチェック項目】
・耳垢がカサカサではなく、湿ったキャラメル状である
・ワキガの自覚がある、または家族・親族にワキガの人がいる
・白い下着の股布部分が黄色く黄ばみやすい
・生理中や汗をかいたとき、おりものの臭いとは違う鉛やネギのような匂いを感じる
・毛量が多く、デリケートゾーンが汗でベタつきやすい
アポクリン汗腺の数は遺伝的要因に左右されます。すそわきがによるにおいは細菌性膣症とはアプローチが異なり、皮膚表面の殺菌や発汗コントロール、専門クリニックでの治療が選択肢に入ります。