ディーラー認定中古車を購入する際、誰もが気になるのが「総額の交渉余地」と「支払いプラン」です。
まず、ディーラー認定中古車の値引き交渉について、車両本体価格からの大幅値引きは原則として期待できません。認定中古車は整備費用や保証費用を適正に組み込んだワンプライス販売が基本であり、値引き幅は「端数のカット(数千円〜数万円程度)」や「ガソリン満タン納車」程度にとどまるのが一般的です。ただし、下取り車がある場合は下取り額の増額交渉を行ったり、ドライブレコーダーやフロアマットといったディーラーオプションのサービスを打診したりすることで、実質的な支出を抑える余地は残されています。
一方で、支払い総額を左右する諸費用や金利には大きな利点があります。
- 認定中古車の諸費用相場:車両本体価格の10〜15%程度が適正相場です。一部の悪質な専業店で見られるような「高額な名義変更手数料」や「不要なオプション整備の強制抱き合わせ」がなく、明朗会計である点が特徴です。
- ディーラー中古車ローン金利:中古車専業店では実質年率7.0%〜9.8%といった高めのローン金利が適用されることが多いのに対し、ディーラー系列では実質年率3.9%〜5.9%前後の低金利プランや残価設定型クレジットが用意されているケースが多く、総支払額で見ると差額が相殺されることもあります。