しかし、現代の無業者たちが全員ただ黙って親の金に頼っているわけではない。インターネットの普及は、雇用契約を結ばずに少額の現金を得る手段を劇的に増やした。
代表的なのがクラウドソーシングだ。例えばクラウドワークスなどを活用し、データ入力やアンケート回答、簡単なライティング作業をこなして月に数千円から数万円を得る人々がいる。対人関係のストレスを一切回避しながら、自分のペースで小遣いを稼ぐ手法だ。さらに、YouTubeに動画を投稿して広告収入を狙ったり、ゲームのプレイ動画や自身の日常を配信して投げ銭を得たりする者もいる。こうしたインターネットビジネスの存在が、外に出ない彼らの貴重な「密かな収入源」となっているのだ。