インターネット上には「鳥貴族は定額飲み放題にした方が絶対にお得」という極端な推奨論が溢れていますが、客観的なデータ分析に基づけば、必ずしも全員が得をするわけではありません。利用者の飲食スタイルによって、適正な選択肢は真っ二つに分かれます。
現場の実態から導き出した「晩餐会を選ぶべき人」と「単品通常注文に留めるべき人」の境界線は以下の通りです。
トリキ晩餐会(食べ飲み放題)で確実に得をする人
- ビール・ハイボールなどアルコールを最低4〜5杯以上飲むグループ:均一価格といえど、ジョッキを重ねればドリンク代だけで2,000円近くに達するため、定額の恩恵を最大化できる。
- 食べ盛りの学生や20代男性が中心の飲み会:貴族焼をはじめとするボリューム満点の串を何皿も平らげ、釜飯やラーメンまで完食できる胃袋があれば、元を取ることは容易。
- 会社の宴会や歓送迎会で「完全な割り勘会計」にしたい幹事:事前に支払総額が確定しているため、当日の集金や会計トラブルを完全に防ぐことができる。
通常注文(単品会計)にした方が安上がりで満足できる人
- 2名〜3名の少人数、またはカップルや夫婦での来店:そもそも晩餐会の予約条件を満たせず、通常注文でも十分にコスパを享受できる。
- 「お酒は乾杯の1〜2杯で十分」というメンバーが多いグループ:アルコールの消費量が少ないと、1人あたり10品の損益分岐点を超えるのが難しく、割高になる公算が高い。
- 自分のペースで好きな焼き鳥を少しずつ味わいたい人:スタート料理の縛りや90分の注文制限時間に追われることなく、リラックスして料理を楽しめる。