広大なレースコースの敷地をフルに活用した展示は、ビル群の狭間にある一般的な都心イルミネーションとは次元が異なる。視界を遮るもののない解放感。広大なグラウンド一面に敷き詰められたLEDビジョンは、まるで光の波が押し寄せてくるかのような躍動感を生み出している。
長大な光のトンネルを抜けると、目の前には巨大な噴水ショーエリアが広がる。音楽の重低音に合わせて激しく、時には繊細に水柱が舞い上がり、レーザー光線が夜空を鮮やかに切り裂く。観客の頭上を覆う光の渦は、空間全体の空気感すら変えてしまうほどの高揚感をもたらしていた。