在特会を退いた桜井氏が次に選んだ道は、街頭活動から既成政治への直接的な介入でした。2016年8月、自らを党首とする政治団体「日本第一党」を立ち上げます。外国人参政権の反対や移民政策の見直し、反グローバリズムを旗印に掲げました。
政治勢力としての試金石となったのが東京都知事選挙です。桜井氏が記録した都知事選の得票数の推移は、既成メディアや政界に少なからぬ衝撃を与えました。
・2016年 東京都知事選: 11万4,171票(得票率 1.74% / 5位)
・2026年 東京都知事選: 17万8,784票(得票率 2.92% / 5位)
政党の支援や大手メディアの推薦を一切受けない無所属・諸派の候補でありながら、10万票を超える得票を獲得した事実は、インターネットを起点とする強固なコア支持層の存在を浮き彫りにしました。しかし、その後の国政選挙や地方議会選挙では議席獲得には至らず、支持の広がりには明確な限界が露呈しています。