内田篤人氏のキャリアを語る上で欠かせないのが、Jリーグの強豪・鹿島アントラーズでの栄光と、ドイツ・ブンデスリーガのFCシャルケ04で見せた世界トップレベルでの活躍だ。特にFCシャルケ04時代は、右サイドバックの絶対的主力としてUEFAチャンピオンズリーグのベスト4進出に貢献するなど、日本サッカー史に刻まれる偉業を成し遂げた。
だが、その華々しい活躍の陰には、度重なる右膝の重傷という絶望的な試練があった。手術と長期間に及ぶリハビリ、復帰への焦燥感。精神的に追い込まれる日々の中で、妻の存在が彼を暗闇から救い出した。栄養面での献身的なサポートはもちろん、サッカーの話題から離れてホッと一息できる家庭という居場所を作り続けたこと。言葉以上に寄り添う彼女のサポートがあったからこそ、彼は諦めずにピッチへ戻り続けることができたのだった。