芸能界での居場所を失った内山麿我でしたが、彼のバイタリティは衰えませんでした。次々と新たな分野へ挑戦し、世間の度肝を抜く行動を見せます。
その筆頭が、2015年4月の東京都渋谷区議会議員選挙への出馬です。無所属・新人として立候補し、「若者の声を区政に」「表現の自由」を掲げて独自の選挙活動を展開しました。結果は落選となったものの、奇抜なポスターや歯に衣着せぬ発言で大きな話題を呼びました。
政治への挑戦後、彼が次に向かったのは「農業」の世界でした。都会の喧騒を離れ、自然豊かな和歌山県紀の川市へ拠点を移し、「マロズファーム(麿我農園)」を立ち上げて無農薬野菜の栽培や農作業に本格的に着手したのです。
土にまみれて野菜を育てる姿は、かつての華やかなダンサー像とは対照的でしたが、食の安全や地域活性化に真摯に向き合う姿勢は、多くの関係者から共感を呼びました。この和歌山での農業経験が、現在のビジネス感覚や生活観を形成する大きなターニングポイントとなったことは間違いありません。