皮膚に赤い腫れができた際、最初に行うべきは害虫の特定です。ダニと蚊の刺され方の違いを把握しておかないと、誤った対処で症状を悪化させるリスクがあります。
蚊に刺された場合は、刺された直後から強いかゆみが生じ、白っぽく平らに盛り上がった後に数時間から1日程度で鎮静化するのが一般的です。一方、ダニ刺され症状とかゆみ期間は大きく異なります。屋内で人を刺す代表格であるツメダニの場合、刺されている瞬間には痛みを感じません。刺入から8〜48時間ほど経過した後に強いかゆみが立ち上がり、中心に刺し口を持つ赤く硬いしこり(丘疹)が形成されます。
医療機関で提示されるツメダニ刺された跡写真などの症例を見ると、蚊のようにポツンと単発で刺されるのではなく、パジャマとシーツが接触するラインや下着のゴムバンド周辺に、2〜3箇所連なって赤い斑点が出現する特徴があります。このしこりは一度発生すると1週間から最長で2週間近く激しいかゆみが持続するため、安易に掻き崩すと色素沈着や化膿を招きます。