しかし、時代は環境配慮へのシフトを強く求めている。プラスチックゴミ削減の世界的潮流の中、包装資材業界も手をこまねいているわけではない。2026年、大手パッケージメーカー各社がこぞって導入しているのが、植物由来成分を30%以上配合した「次世代型バイオマスPP袋」だ。
従来のPPが持つ高いバリア性能を完全に維持しながら、化石燃料への依存度を大幅に削減。さらに、使用後に微生物によって分解される生分解性機能を付加した試みも進んでいる。環境負荷を下げつつ、生活者の利便性や防臭性能を一切犠牲にしない技術革新が、日本の包装技術の底力を世界に見せつけている。