行政や実務の現場では、この加熱する人気をどのように受け止めているのか。車のナンバー管理を管轄する国土交通省は、1999年に希望ナンバー制度を導入して以来、利用者のニーズに応じた番号発行を行ってきた。制度開始当初は「777」や「1」などのゾロ目が圧倒的であったが、近年は「358」の申請件数が急増している。
ナンバープレートの製造や交付手続きの実務を担う全国自動車標識適正化事業の関係組織によれば、名古屋や大阪、東京などの主要都市部を中心に「358」の申請が集中し、一部の地域では抽選対象番号に指定されるまでの事態に発展している。抽選を突破しなければ取得できない地域が出るほど、需要と供給の均衡が揺らぎ始めているのが実情だ。