多くの芸能人を輩出してきた大阪学芸高等学校。道枝駿佑が選んだ学び舎は、まさに才能が集まる特別な空間だった。ここで同じ時を過ごしたのが、なにわ男子の盟友である長尾謙杜だ。制服に身を包んだ二人が同じ校舎を行き交う光景は、同級生たちにとっても印象深い日常のワンシーンだったという。
ネット上で定期的に大きな注目を集める卒アル写真。そこに写る道枝の佇まいは、飾り気のないナチュラルな黒髪と、すでに完成された透明感を放つ眼差しが印象的だ。加工や演出の一切ない一枚でありながら、映画のワンカットのような完成度を誇るそのビジュアルに、誰もが息を呑んだ。休み時間には購買のパンを買いに走ったり、長尾と他愛のない冗談を言い合って笑い転げたり。周囲の証言から見えてくるのは、特別扱いを望まず、ごく普通の高校生としての時間を大切に噛み締めていた少年の姿だ。