『ダイヤモンドスマイル』の完成度を語る上で欠かせないのが、7人のボーカル特性とフォーメーションの完璧なマッチングです。
楽曲の導入部、静寂を破って放たれる西畑大吾の歌い出し「愛しちゃって 愛しちゃって 愛しちゃって いいかな?」は、一瞬で聴き手を楽曲の世界へ引き込む決定打となっています。そこから道枝駿佑の透明感あるファルセット、大西流星の愛らしいトーン、高橋恭平の甘い低音、藤原丈一郎の安定感ある支え、そしてリーダー大橋和也の圧倒的なハイトーンボーカルへとリレーされる構成は、まさに「7人組の黄金比」と言えます。
ダンスの振り付けにおいては、サビで見せる「顔の横で手をキラキラと輝かせるポーズ」や、指先まで神経を行き届かせた優雅なステップが特徴的です。キャッチーでありながら決して稚拙にならず、観客もペンライトを持ちながら一緒に真似できる親しみやすさを兼ね備えています。センターポジションは楽曲の進行に合わせて西畑大吾、道枝駿佑、大橋和也らが自然に入れ替わり、特定の誰か一人だけに依存しない「グループ全体の総合力」を強く印象づけます。