ホイップクリームと生クリームの決定的な分岐点は、泡立てが必要かどうか。生クリームは基本的に泡立てが前提になりやすいです。レシピに合わせて角の立て方を調整できる反面、温度や手順に左右されます。
一方ホイップクリームは、泡立て済みの商品も多く、必要なら仕上がりを調整する立場になります。絞りやすさや、トッピング時の安定感を優先したいなら、泡立て済みのホイップがラクです。時間が限られている日ほど、この差は効いてきます。
ただし「じゃあホイップが全部正解」とは言えません。生クリームでないと出にくい口どけや、ソースに入れたときのコクの入り方を求めるなら、生クリームが向きます。つまり、“作業の快適さ”と“味の設計”を、どちらを優先するかの問題です。