「月に一度、血が出ることくらいは知っている」。そう答える男子は多い。だが、その背後で起きている身体的な猛威を、どれほどの人が想像できているだろうか。
生理の正体は、子宮内で妊娠の準備として厚くなった子宮内膜が、受精しなかったために剥がれ落ち、血液とともに体外へ排出される生理現象だ。出血期間は平均して3日から7日ほど。しかし問題は量と痛みだけにとどまらない。
子宮が収縮する際に生じる強烈な腹痛、腰の重さ、頭痛、激しい倦怠感。腹部を内側から雑巾絞りされているかのような鈍痛に耐えながら、何事もない顔で学校や職場に向かう人は少なくない。さらに、ホルモンバランスの乱高下は自律神経を揺さぶり、突然の激しい眠気や吐き気を引き起こす。「ただの生理痛」と一括りにできない実態がここにある。