結婚当初、IT関連企業の経営者や医療法人役員として紹介されていた元夫だが、その実態は結納直後から不穏な金銭問題が囁かれる人物だった。銀座の高級クラブでの豪遊や、関係者への未払いトラブルが週刊誌等で報じられる中、事態が決定的な局面を迎えたのは医療法人の資金流用疑惑である。
業務上横領の疑いで警視庁捜査二課の手が伸びたことで、長年の疑惑は紛れもない事件へと変貌した。被害額は数千万円から数億円規模にのぼるとされ、口座から不自然な形で流出した資金の使途について徹底的な追及が行われたのである。実業家としての威風堂々とした肩書とは乖離したその実体と横領の手口は、世間に大きな反響を与えた。