国の地理的表示(GI)保護制度に登録されて以来、そのブランド価値の高まりは止まらない。一粒あたりの店頭価格が300円から400円を超えるプレミアム品も、今や決して珍しくなくなった。安売り合戦とは無縁の世界だ。
厳しい品質基準をクリアした個体にのみ付与されるGIマーク。これが単なる偽物防止にとどまらず、海外バイヤーに対する強力な信頼の証として機能している。アジア圏の富裕層向けEC市場では、予約開始と同時に限定パックが即完売する事態が相次いだ。本物だけが持つクオリティが、信州の産地ブランドを不動の地位へと押し上げている。