広い城域の中でも、特に写真映えする穴場ポイントが存在する。まず必見なのは「平郎門(へいろうもん)」を抜けた直後に広がる大平郎の石段だ。緩やかなカーブを描く石畳の先に青空が抜ける構図は、どこか神秘的な雰囲気を醸し出している。
さらに奥へと進んだ「御内原(ウーチバール)」と呼ばれる高台は、北側の澄み切った海とダイナミックな曲線の城壁を同時にフレームに収められる屈指のアングルだ。午前中の順光の時間帯を狙えば、透き通る海のグラデーションと石垣の重厚感が際立ち、スマートフォンのカメラでもプロ並みの一枚を収めることができる。