大阪・難波の道頓堀周辺は、わずか数百メートルの間に数十軒のたこ焼き店がしのぎを削る世界屈指の粉もん激戦区です。大手チェーン店が立ち並ぶなか、大阪・道頓堀のたこ焼きでおすすめとして真っ先に名前が挙がるのが「赤鬼」です。
赤鬼が激戦区で確固たる地位を築いている背景には、単なるファストフードの枠に収まらない「料理としての完成度の高さ」があります。外側を油で揚げ焼きにしてカリッとさせる現代風のスタイルとは対照的に、赤鬼は銅板を使い、出汁の効いた柔らかい生地をじっくりと丁寧に丸め上げます。大阪伝統の「外はふんわり、中はとろり」とした極上の食感を極限まで追求している点が、長年にわたりファンを惹きつけてやまない原動力です。