近年、保育士や保護者の間でPinterestやYouTubeを活用した情報収集が日常化した。国内外の洗練されたデザインや、手軽な100円ショップの材料を使ったアイデアが瞬時に手に入る環境は大きな恩恵をもたらしている。
だが、SNS上で見栄えのするデザインをそのまま現場に持ち込むことには慎重さも求められる。画面越しには安全に見える装飾パーツが、1歳児にとっては重大な誤飲事故を引き起こす原因になりかねないからだ。ビーズやボタン、小さなスパンコールなどは、透明なジッパー付き袋の中に絵の具と一緒に入れ、袋の外から指で押し広げる「センサリーバッグ(感触袋)」の手法へ転換するのが賢明だ。これなら手が汚れることを嫌がる子どもでも安心して色と光の混ざり合いを楽しめる。