東アジア地域に目を転じると、台湾海峡を挟む攻防戦において小型ミサイル艇の配備速度は加速の一途をたどっている。台湾海軍が増備を進める「沱江級(トウジャン級)」ステルス双胴ミサイル艇は、小規模な船体でありながら強力な対艦・対空ミサイルを多数搭載し、「不沈の空母殺し」として対中抑止力の要を担う。
一方、中国海軍も022型(紅箭級)などの高速艇部隊を長年にわたり運用しつつ、最新の長射程精密誘導弾を統合した新型無人アタッククラフトの試験運用を活発化させている。狭隘な海域での制海権をめぐる格闘は、質・量ともに過去最高レベルの緊張感に包まれている。