裁判官の任命は誰が決める?最高裁長官と判事の決定的な違いを徹底解説

裁判官の任命は誰が決める?最高裁長官と判事の決定的な違いを徹底解説

裁判官の任命は誰が決める?最高裁長官と判事の決定的な違いを徹底解説とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

そもそも、裁判官にはどのような資格を持つ人物が任命されるのでしょうか。下級裁判所裁判官のキャリアは、原則として難関の司法試験に合格し、司法研修所での修習を終えることからスタートします。

裁判所法に基づき、裁判官は以下のような厳格な任命基準によって区分されています。

新任の裁判官はまず「判事補」として任命されます。判事補は単独で裁判を行うことができず、原則として3人の裁判官で構成される合議体の1人として経験を積みます。そして法律家としてのキャリアを10年以上(判事補、検察官、弁護士、大学の法学教授など)積むことで、初めて単独で法廷を担当できる「判事」に任命される資格を得ます。

一方、最高裁判所の判事15名に関しては異なる基準が敷かれています。裁判所法第41条により「識見の高い、法律の素養のある40歳以上の者」と定められ、うち10人以上は10年以上の判事経験者や20年以上の弁護士・検察官等であることが求められますが、残りの枠には行政官、外交官、法学者など多彩なバックグラウンドを持つ有識者が任命されます。

橋本 菜々子
Author

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。