大手Q&AサイトやSNS上では、歯茎の白いできものに関する切実な相談や、誤った自己判断による失敗談が多数報告されています。
「針をライターで炙って消毒し、白いできものを自分で潰した。膿が出てスッキリしたが、翌日には歯茎全体が激痛とともに大きく腫れ上がった」という投稿はその典型例です。家庭環境での器具滅菌は不完全であり、潰した傷口から口腔内の常在菌が侵入して蜂窩織炎(ほうかしきえん)などの急性感染症を引き起こすケースは後を絶ちません。
また、子供の歯茎にできる白い病変にも特有の背景があります。転倒や衝突で乳歯を強打した数ヶ月後、歯根の壊死によって白いできものが出現する症例が目立ちます。乳歯の根尖性歯周炎を放置すると、直下に控えている永久歯の形成不全(ターナー歯)や萌出障害を招くため、小児歯科での早期対応が欠かせません。