もっとも、巨大店舗を取り巻く環境は決して平坦ではない。沖縄本島への書籍の海上輸送コストは年々増加しており、配本数の変化や物流のボトルネック問題は日常茶飯事だ。
電子書籍の定着や、デジタル教材の普及が進む中、これだけの床面積と膨大な在庫を維持するためのコストは経営に重くのしかかる。全国的に大型書店の閉店ニュースが相次ぐ中、那覇の店舗もまた、常に効率化と文化維持の挟間で厳しい選択を迫られ続けている。
それでもなお、棚を間引くことなく「探せば必ずある」という圧倒的な信頼感を維持し続ける姿勢は、効率優先の時代に対する一つの回答とも言えるだろう。