巨大地震や大型台風の上陸時には、基地局の被災や停電、通信障害によってスマートフォンのアンテナピクトが消失する事態が頻発します。通信網が麻痺した被災地で避難所へ向かう際、オフラインマップは命を守る道しるべとなります。
災害対策としての実践的な活用法は以下の通りです。
・生活拠点の全方位カバー:自宅周辺だけでなく、職場、学校、通勤・通学ルートを含む広域エリアをあらかじめダウンロードしておく。
・重要拠点のピン留め保存:指定緊急避難場所、給水拠点、広域避難場所などを通常時に「お気に入り」登録しておき、オフライン時でも位置関係を把握可能にしておく。
・複数アプリの冗長化:GoogleマップとAppleマップの双方に同一地域を保存しておくことで、片方のアプリに不具合が生じても即座に切り替えられる体制を整える。
電波が途絶した極限状態では、インターネット検索で避難経路を調べることはできません。日常の平穏な時間のうちにオフライン環境を構築しておく備えが、家族と自身の安全を左右します。