木梨憲武の才能は、お笑いやアートだけに留まらない。連続ドラマ『春になったら』で見せた情感あふれる演技は、多くの視聴者の涙を誘い、役者としての高い評価を決定づけた。娘を想う父親役を熱演した背景には、自身の家庭生活や親としての実体験が色濃く反映されていたことは間違いない。
そうした多岐にわたる挑戦を支えているのが、自身の個人事務所である「カンパニー コッカ」だ。従来の芸能プロダクションの枠にとらわれず、音楽、アート、ラジオ、舞台など、自分が「面白い」と感じたプロジェクトを自由自在にカタチにする拠点となっている。この機動力と自由度こそが、長年第一線で進化を続ける理由だ。