現役引退後、彼が次なる情熱を注ぎ込んだのが、自身のセンスを凝縮させたブランド「SHUIP」の設立だった。スポーツ業界で培ったストイックなメンタリティを、そのままアパレル・ファッション業界という感性の戦場へと持ち込んだのだ。
ストリートカルチャーの熱気と和のテイスト、そして機能性を融合させたプロダクトは、単なるタレントブランドの域を遥かに凌駕している。妥協のない生地選びからシルエットの細部に至るまで、彼自身が直接製造現場へと足を運び、職人と膝を突き合わせて物作りを敢行。そうして生み出されたアイテムは、瞬く間に感度の高いファッショニスタたちの心を捉えた。