ゼッケンは一度縫い付けたら終わりではない。学年やクラスが変わる進級時、あるいは秋の運動会で赤白や特別番号を貼り替える際、きつく縫いすぎた糸が生地を巻き込んで破れてしまうトラブルは非常に多い。
来年の付け替えを見越すなら、「角だけ本返し、長辺は粗めの並縫い」というメリハリ構造が最も合理的だ。リッパー(糸切り具)の刃先をすっと滑らせるだけで、体操服の地肌を傷つけることなくわずか数十秒で取り外すことができる。
もし長期間の使用でゼッケンの端がほつれてきたり、角がめくれ上がったりした場合は、布用ボンドや小さな補修シートで裏から補強した上で、上から太めの糸で小さくクロスステッチを入れると補修跡もおしゃれなワンポイントに早変わりする。