日本の高校カリキュラムにおいて「歴史総合」が定着した今、世界史の独立した知識だけを問う問題は減少傾向にある。例えば、「唐の滅亡」が同時代の日本(平安時代)やシルクロードの交易にどう影響を与えたか、といった横のつながり(シンクロニシティ)が重視される。
したがって、単に順番を暗記しているだけでは、複数資料を読み解く新傾向の問題で確実に失点する。王朝の名前を覚えることは、あくまで「目次」を作る作業に過ぎない。目次の中に、どのようなストーリーや登場人物が詰まっているのかをセットで紐付ける意識が、かつてないほど求められているのだ。