2026年のトレンドとして顕著なのが、「脱・お嬢様」の動きだ。かつて女子アナの登竜門とされた有名私立大学のミスコンは縮小・廃止が相次ぎ、採用のパイプラインとしての機能は失われつつある。代わりに台頭してきたのは、理系大学院でAI研究に没頭していた才女や、地方でのNPO活動を通じて地域課題に向き合ってきたアクティビストなど、バックグラウンドの多様化だ。
視聴者が求めるリアリティも変化している。非の打ち所がないエリートよりも、どこか泥臭く、自分の言葉で社会の不条理や本音を語れるキャラクターが支持を集める時代だ。お仕着せのドレスを脱ぎ捨て、等身大の言葉で語りかける彼女たちの姿勢は、視聴者との距離を急速に縮めている。