西田さんの役者人生は、度重なる病魔との壮絶な闘いの歴史でもあった。2001年に頸椎脊髄症の手術を受けたのを皮切りに、2006年には心筋梗塞を発症して緊急入院。さらに2016年には自宅ベッドからの転落事故で頸椎を痛め、胆嚢炎も併発するなど、幾度となく大きな健康上の試練に直面してきた。
満身創痍となりながらも、彼は決して演技への情熱を失わなかった。リハビリに励み、車椅子や杖を使用しながら現場へ復帰。身体的な負担を抱えつつも、カメラが回れば圧倒的な存在感で役に生命を吹き込む姿は、共演者やスタッフに深い感動を与え続けた。