「明日」という文字は、採用する書体によって影の最適な配置が異なります。用途に合わせて3つのスタイルを使い分けることで、表現の幅が一気に広がります。
1. 明日 レタリング ゴシック体|力強さと視認性を両立
直線の多いゴシック体は、最も影をつけやすい書体です。縦線と横線の太さが揃っているため、右側と下側に均等な幅で影を配置します。注意すべきは「日」の中央の横線です。この内部にまで太い影を入れてしまうと、文字全体が重苦しくなるため、内側の空間(カウンター)の影は輪郭の半分以下の細さにするか、あえて省略するのがスマートに見せるコツです。
2. 明日 レタリング 明朝体|エレガントな陰影と線の強弱
明朝体の「明日」は、横線が極端に細く、縦線が太い構造を持っています。また「月」の1画目には左払い、4画目にはハネが存在します。明朝体に影をつける際は、横線の下側の影を細く、縦線の右側の影を太くすることで、明朝体特有の上品なメリハリを崩さずに立体感を強調できます。
3. 袋文字 書き方 明日|POP文字で目立たせるポップな立体感
店頭POPやイベントポスターで多用される袋文字(白抜き文字)の場合、文字の周囲に太いフチをつけた後、そのフチの外側に影を落とします。フチと影の間に1本細いスリット(余白)を空ける「浮かし影」の技法を使うと、文字が紙面からポスター前面に飛び出してくるような3D文字の迫力を簡単に演出できます。