打線に目を向けても、隙は一切見当たらない。一発で試合の流れを変える長打力と、一瞬のスキを突いて次のストライクゾーンを陥れる機動力が絶妙に噛み合っている。その背景にあるのが、トラックマンをはじめとする最先端のデータ分析機器の活用だ。相手投手の配球傾向や球種ごとの変化量を頭に叩き込み、打席での対応力を極限まで高めている。
特筆すべきは、下位打線からでも一気に大量得点を奪える爆発力だ。クリーンアップだけでなく、7番、8番打者までが長打を狙えるスイングスピードを備えており、相手投手は息をつく暇がない。「アウトを取るのが最も難しい打線」と評される破壊力は、甲子園のスタンドをも呑み込む熱量を秘めている。