2026年のドラフト前線において、スカウト陣が最も熱い視線を送るのが、今年も敦賀気比から登場した大型スラッガーと最速150キロを超える本格派右腕だ。高校通算30本塁打を超える主砲は、木製バットへの対応力もすでに評価が高く、スカウトのスピードガンやデータ計測でもプロ即戦力級の数値を叩き出している。
「高校生の時点で、ボールの軌道を立体的にイメージできている。木製バットに持ち替えても飛距離が変わらないのは、下半身の使い方を完全にマスターしている証拠だ」と、あるパ・リーグ球団のベテランスカウトは語る。上位指名枠をめぐる球団同士の熾烈な獲得レースは、秋のドラフト会議に向けてさらに加熱することは間違いない。