東館・西館・南館の3館で構成されるメガコンプレックス。今回のフロア再編は、単なるテナントの入れ替えにとどまらない。空間の設計思想そのものを根底から見直す、極めて野心的な試みだ。従来のカテゴリ別配置を大胆に解体し、訪れる者がフロアを歩くこと自体に予期せぬ発見を覚えるシームレスなゾーニングが完成した。
注目すべきは、東海エリア初進出となる気鋭のインディペンデントブランドや、国内外で支持を集めるアップカミングなデザイナーズレーベルの集結だ。クラフトマンシップが息づくレザーグッズの旗艦店から、サステナブル素材に特化したアパレルブティックまで、独自の美学を持つショップが軒を連ねる。店員と客が服の背景にあるストーリーを熱っぽく語り合う光景は、EC全盛の時代だからこそ際立つリアルの価値を証明している。