栄4丁目エリアは、戦後の高度経済成長期から飲食店やクラブがひしめく一大ナイトライフゾーンとして発展してきた歴史を持つ。その中央に位置する空間は、かつて夜間の立ち入りが警戒される場面も少なくなかった。しかし、名古屋市が近年推進してきた「栄東エリア再活性化基本計画」に基づき、景観と機能の全面リニューアルが完工。見通しの悪かった樹木は整えられ、イベントに対応可能な耐荷重芝生ゾーンと、全天候型のウッドデッキベンチが新たに設置された。
単なるインフラ整備にとどまらない。防犯カメラの高精度化や広域Wi-Fiの全域カバー、さらには夜間の常駐警備とコミュニティパトロールの導入が組み合わされた。暗がりを徹底的に排除した開放的な空間デザインが、多様な人々を安心感とともに迎え入れている。