2010年の刑事訴訟法改正による殺人事件の公訴時効撤廃は、この事件の捜査員たちに「絶対に逃げ切らせない」という揺るぎない正義を与えた。時効というタイムリミットが消滅した瞬間、逃亡犯が手に入れたはずの「逃げ切り」の逃げ道は完全に断たれたのだ。どれだけ年月を重ね、平穏な日常を装って暮らしていようと、捜査のメスは死ぬまで犯人を追い続ける。
罪の意識に苛まれながら逃げ続ける日々は、犯人にとって決して終わりのない牢獄に他ならない。科学捜査研究所の最先端解析、警察の不屈の捜査網、そして遺族と世論の決して諦めない眼差し。名古屋の白昼に起きた残虐な惨劇の真相は、決して闇の中には葬られない。真実の扉が開かれ、奪われた命の前で犯人が罪を認めるその瞬間まで、社会の追及が止まることは決してない。 (出典: 高羽 奈美子 さん(Yahoo!ニュース))
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