名古屋の伝統的な和菓子製造業が魅せる革新から目が離せない。かつて「重くて切り分けが大変」と敬遠されがちだったういろう文化に、鮮やかなブレイクスルーが起きている。
老舗の青柳総本家が手掛けるヒット作は、レトロな味わいと現代的なデザインが見事に融合した逸品だ。一口サイズで食べやすく、SNS映えするパッケージは若い世代の心を掴んで離さない。一方の大須ういろも黙ってはいない。バーを挿したカラフルなウイロバーなど、ポップな見た目で従来のイメージを鮮やかに覆す。伝統を守りつつ進化を重ねる姿こそ、この街の底力だ。