運転見合わせが発生した際、運転再開のタイムスケジュールと他社線への影響波及は極めてシビアです。鶴舞線の赤池〜上小田井における運行情報は、部分運休(例:浄心〜赤池間での折り返し等)と全線見合わせのどちらが選択されるかによって、その後の行動が大きく分かれます。
鶴舞線の人身事故リアルタイム対応では、警察・消防による現場検証が完了するまでに概ね60分から90分程度を要するのが一般的な目安です。現場検証が終了した後も、車両や線路設備の安全点検、信号システムの再起動、ダイヤの再構築を経て段階的に運転が再開されるため、平常運転へ完全復旧するまでには数時間を要します。
さらに見逃せないのが相互直通運転の動向です。鶴舞線は両端で名古屋鉄道と接続しており、事故発生と同時に名鉄豊田線の直通影響(赤池駅での折り返し運行化)および名鉄犬山線の直通遅延(上小田井駅・名鉄名古屋駅経由への変更や行先変更)が確定的に発生します。直通が打ち切られると、名鉄線内でも接続待ちによる間隔調整が行われ、愛知県東部(豊田方面)や北部(犬山・岩倉方面)全域に遅延が拡散します。