片岡五郎の家族構成において、特筆すべきはお笑いコンビ「品川庄司」のボケ・映画監督として活躍する品川祐(次男)をはじめとする4人の連れ子たちとの関係性です。
マダム路子の連れ子である長女・中原晴美、次女・実佐、長男・一治、そして末っ子の品川祐にとって、片岡五郎はまさに多感な時期を共に過ごした「育ての父」でした。思春期における家庭環境の変化には様々な葛藤があったものの、片岡は決して無理に「父親」を押し付けることなく、一人の人間として、また男としての背中を見せ続けました。
品川祐自身もバラエティ番組や自著のエッセイで当時のエピソードを語っており、悪役俳優として多忙を極める傍らで、学校行事や私生活の相談に真摯に向き合ってくれた片岡への深い感謝と尊敬を口にしています。品川祐が映画監督としてメガホンを取る際にも、長年映画界の現場を知る片岡のアドバイスや存在が大きな支えとなっており、血縁関係を超えた強固な父子関係が築かれています。