研ぎ澄まされた味わいを持つ村正は、注ぎ方や割り材の温度によって多彩な表情を見せてくれます。蔵元の設計思想とファンの支持から導き出されたおすすめの飲み方を紹介します。
■ オン・ザ・ロック(村正の真骨頂)
大きめの氷をグラスに入れ、村正を静かに注ぎます。冷やすことでキレ味がさらに鋭さを増し、氷が溶けるにつれて米麹のほのかな甘みが顔を出します。脂の乗った刺身や焼き鳥(塩)との相性は格別です。
■ 水割り(黄金比 6:4)
村正6に対して冷水4の比率で作る水割りは、滑らかな口当たりとシャープな後味が完璧に両立します。あらかじめ割って一晩寝かせる「前割り」にすると、角が取れて驚くほどまろやかな食中酒に仕上がります。
■ 村正ハイボール(炭酸割り)
グラスいっぱいの氷に村正を注ぎ、強炭酸水を静かに満たしてマドラーで縦に一回だけ混ぜます。炭酸の気泡とともに麦の香ばしさが弾け、唐揚げやステーキなど濃厚な肉料理の脂を瞬時に洗い流してくれる爽快感がたまりません。