日本発のアメリカ便を選ぶ際、選択肢の中核をなすのが国内2大キャリアである全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)だ。丁寧な機内サービス、手荷物預け入れの無料枠、手厚いマイレージ還元は魅力的だが、運賃相場は高めで推移している。これに対抗する米系大手のユナイテッド航空やデルタ航空は、独自のハブ空港を活用した乗り継ぎ便や柔軟なプロモーション運賃を投入し、激しい価格競争を仕掛けている。
そうした中、コストパフォーマンスを最優先するトラベラーから絶大な支持を集めているのが、JALグループ傘下の国際線LCCであるZIPAIR Tokyoだ。機内食や預け入れ荷物を有料オプション化することで基本運賃を劇的に抑え、西海岸路線であれば往復10万円を切る水準の格安航空券を提供するケースすらある。フルサービスの安心感を取るか、徹底的なコスト削減を取るかによって、旅の予算構造は根本から塗り替えられる。