フラワーデザインの最前線でも、オレンジの持つドラマチックな陰影に熱烈な視線が注がれている。フラワーアーティストのニコライ・バーグマン氏は、独自のボックスフラワーや大規模インスタレーションにおいて、深みのあるアプリコットから鮮烈なテラコッタまで、オレンジの階調を大胆に操る。
緑の葉との対比で生まれるコントラストは、モダン建築の無機質な空間に温もりと生命の躍動を宿す。単なる「派手な色」ではなく、空間を引き締め、人の感情をポジティブに前進させる戦略的カラーとして、デザイン界でも確固たる地位を築いている。