アンダーバストを美しく見せるカルチャーが市民権を得た背景には、業界の最前線を走るカリスマたちの存在がある。なかでも、圧倒的なプロポーションとセルフプロデュース力でシーンを牽引するえなこは、大胆な衣装であっても下品さを微塵も感じさせない「二次元の黄金比」を体現し続けてきた。
一方、卓越した表現力と衣装への深い造詣で支持を集める伊織もえは、布地のわずかな陰影や身体のラインを極限まで計算し尽くしたグラビアワークでファンを魅了する。彼女たちが見せる表現は、単なる肌見せではなく、徹底したストイシズムと計算の上に成り立つアートピースに他ならない。
彼女らの活躍が起爆剤となり、日本のサブカルチャー産業におけるコスプレの位置づけは劇的に変貌を遂げた。かつての一部愛好家による趣味の領域から、コマーシャルやメディアミックスを牽引する巨大なエンターテインメントへと拡大した現在、トップレイヤーたちの着こなしテクニックは全表現者の目指すべき指標となっている。